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ARTIS icono D-SpinAn icon of innovation
ARTIS icono D-Spinは、Siemens Healthineersの現在における集大成であり、未来への新たな出発点です。
私たちは、多様化するニーズ、時代の要請に応え、これからの医療の進化に貢献していきたいと考えています。高度で複雑な救急医療の現場で必要とされる、動き、スピード、精度、画質、操作性を高次元で融合し、インターベンションのよりスムーズなワークフローと生産性向上のための高い汎用性を提供します。
特長
ARTIS icono D-Spinは、バイプレーンの概念を変える
ARTIS icono D-Spinは、数々の革新によって蓄積された先端技術を結集し、新たなイノベーションを搭載して次の扉を開きます。
現代社会において脅威である脳卒中の治療に迅速に対応するため、高度な脳血管内治療の必要性が増しています。ARTIS icono D-Spinに搭載された、治療のための診断能を高める新機能は、画質向上と時間短縮の両方を実現しました。
ARTIS iconoのアームは、フレキシブルかつスピーディーな動きにより撮影時間を短縮し、新たなイメージガイダンス機能の搭載により、見たい領域を高い精度ですぐに見えるようになりました。
syngo DynaCT Sine Spin
従来の3D回転撮影は、左右方向の一定軌道回転のみだったため、コーンビームCT特有のアーチファクトが生じていました。ARTIS icono D-Spinは回転撮影中に頭尾方向の傾斜を加えた独自の二重軌道回転機構により、多方向のスキャンデータによる3D画像再構成が可能になりました。骨構造近くの出血などの描出能も向上し、さらなる高画質CTライクイメージングを提供します。
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Twin Spin
もう3D撮影の度に側面アームを退避する必要はありません。ARTIS icono D-Spinに搭載された高速・広範囲回転が可能な側面アームは、3D撮影時の正面アームの高速回転に追従でき、バイプレーンセッティングのままで3D撮影を行えます。
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syngo DynaCT High Speed
従来のArtisファミリーでは、頭蓋内ステントなどを描出するsyngo DynaCT の高精細モードは20秒撮影でしたが、syngo DynaCT HighSpeedは同等以上の画質を担保しつつ8秒撮影を実現しました。
技術情報
全身領域に汎用的に対応できるのはもちろん、操作性も向上。ワークフローの改善、時間短縮、稼働率向上に貢献します。
Lateral Plane Switch
従来のArtis Biplaneシステムでは、側面アームのX線管-FD の左右方向をあらかじめ決定し設置する必要がありました。ARTIS iconoの新デザイン側面アームは、頭部用セッティングと循環器用セッティングをボタン1つで切り替えることが可能です。
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Case Flows
ARTIS icono D-Spinは、検査・治療前の準備や、手技中のワークフロー改善にも取り組みました。従来はそれぞれ個別に設定する必要があった、透視・撮影条件、Cアームプロジェクション、FDズームサイズ、テーブルポジションから検査室モニタ表示レイアウトなどを、すべて1つのシーケンスグループとして登録可能です。システムセッティングにかかる時間を短縮するだけでなく、同様の手技における設定の再現性も高めることができます。
Improve utilization and expand your reach
バイプレーン、床置きシングルプレーンに加えて天井懸垂シングルプレーンとしても使用可能
さまざまな領域で、まるで専用機のような使用感を
クリニカル情報
常に適正なX線量で治療のための高画質を自動的に実現する「OPTIQ」搭載
新機構 "OPTIQ"
これまで、患者体厚や血管撮影装置のCアームの角度などによって、必要以上のX線を照射したり、逆にあきらかな線量不足による画質低下が避けられないことがありました。新機構OPTIQは、求める画質を設定するだけで各設定パラメータを自動的にコントロールします。これにより、体厚が薄い場合などは不必要なX線を抑制し、体厚が厚い場合などはX線量を上げることで、高画質を維持します。治療に求められる安定した高画質を、常に適正線量で提供できることで、被ばく低減と治療時間短縮に貢献します。
導入事例
Experience with the ARTIS icono D-spin in peripheral vasucular interventions
2023年6月に開催されたウェビナーの動画です。ARTIS icono D-spinの使用経験について、Florian Wolf先生(University of Vienna, Austria)にお話いただきました。
ARTIS icono
A break through in neuro interventions
Prof. Rene Chapot, MD (Head of the Department of Neuroradiology, Alfried Krupp Hospital, Essen, Germany)
インタビューを日本語字幕でご覧いただけます。
ARTIS icono D-spinの有用性
第36回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術総会共催ランチョンセミナーでの
木村尚人先生(岩手県立中央病院 脳神経外科)のご講演ビデオです。
ARTIS icono D-Spin の導入で基本性能の進化と最適なIVR環境を実感
脳血管内治療においては日本の草分け的存在である岡山大学病院。全国トップクラスの症例数と実績を誇っています。同院では、2021 年11月に血管撮影装置「ARTIS icono D-Spin」を導入。最新機種の使用感などについて、脳神経外科准教授の杉生憲志先生にお話をうかがいました。
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