SOMATOM Force

SOMATOM Force

Two steps ahead ~新たなフィールドへ~

診療や治療を必要としている人々は様々な異なる背景や要望を持っています。また、予防医学への期待が高まっています。Dual Source CT「SOMATOM Force」は、被検者や医療従事者の期待や予想を超えるフィールドを切り開きます。それは、一歩先ではなく、2歩先を目指して。

  • 可能な限り低侵襲なCT検査を目指して
  • さらなる時間分解能の向上と今までにない高速撮影
  • 新たなイメージングの実施でルーチン検査の診断精度をさらに高めます

特長

SOMATOM Force

    Get two steps ahead in clinical excellence 

    一人ひとりに合わせた高精度な診断、正確な治療効果判定、より良いケアをサポート

    • 可能な限り低侵襲なCT検査を目指して
      最大2,600mAの管電流出力が備わったことで、患者体格に依存しない低管電圧撮影を活用した造影剤低減、およびTin Filter Technogyを用いた一般撮影レベルの被ばく低減が可能です。
    • さらなる時間分解能の向上と今までにない高速撮影
      0.25s/回転から得られる高い時間分解能と、Turbo Flash Spiralスキャンによる最速737mm/sの高速撮影によって、広範囲を今までにない短時間で撮影できます。息止めは必須ではなく、動きのある部位においても、精細な画像取得を実現します。
    • 新たなイメージングの実施でルーチン検査の診断精度をさらに高めます
      Low kVの併用と高速撮影により最大 800 mmの撮影範囲を有する 4D Imaging、 Perfusion検査おいては220 mmの撮影範囲により対象となる臓器全体をカバーできるため、ルーチン検査の診断精度の向上が期待できます。また、True Dual Energy Imagingにおいては、秒間 250 mmを超える撮影速度とさらに進化したエネルギー分離により解析精度の向上を実現します。

    Siemens healthineers 独自のVectron X線管で、診断精度を向上させ、優れた画質を実現

    Precision Matrixを活用した高い空間分解能

    With the industry’s highest native temporal resolution and fastest speed

    自由呼吸下でも精細な画像取得

    Improve patient care – with kidney-friendly and ultra-low-dose scanning – SOMATOM Force

    低造影剤量のスキャンで、患者にやさしい検査を実現 

    Add functional, tissue, and material information to morphology.

    Dose Neutral なDual Energyイメージング&広範囲4Dイメージング 


    Get two steps ahead in workflow performance

    FAST Integrated Workflowで一貫性のある画像を取得し、スキャンパラメータを調整して患者にパーソナライズされたスキャンを提供

    • FAST Integrated Workflowによるワークフローの向上
      FAST 3D Cameraを起点としたFAST Integrated Workflowは、標準化された検査ワークフローを提供することで、CT検査を受けるすべての患者の特徴に合わせた最適な結果を導きます。
    • syngo.via Rapid Results TechnologyによるZero-click Post-processing
      あらかじめ設定した条件に従って MPR 処理や3D画像の作成、さらには Dual Energy 解析や Perfusion 解析などの先進技術も自動化することが可能です。

    正確な自動患者ポジショニングを実現するFAST Integrated Workflow 

    Zero-click postprocessing with Rapid Results - SOMATOM Force

    Zero-click の後処理と迅速な結果配信

    Drive precision with our FAST 3D Camera

    FAST 3D Cameraによる患者位置の三次元情報取得 

    High-quality, low-dose diagnostic images from small children to obese adults.

    一人ひとりに合わせたスキャン 


    15年以上にわたって臨床応用され洗練化してきたDual Source CTは、CT検査における臨床的卓越性とワークフローの効率性を高めます。

    クリニカル情報


    三重大学大学院医学系研究科 先進画像診断学講座 教授 北川 覚也 先生

    三重大学大学院医学系研究科 先進画像診断学講座 教授 北川 覚也 先生
    " ダイナミックCTを使った血流や線維化の定量的評価を通じて、各種疾患のリスク層別化と治療の適正化に取り組んでいます "

    「Appropriate PCIのための包括的心臓CTの意義」、「検査を行うにあたっての事前準備」、「実際の検査の流れ」、「ポストプロセッシング」にいたるまで、包括的心臓CTを始めるために有用な情報がまとまった1冊です。

    包括的心臓CT検査の概要 

    CTによる虚血評価

    CTによる梗塞評価  

    仕様

    X-ray tubes 

    2 x Vectron X-ray tubes 

    Detectors 

    2 x StellarInfinity detectors with anti-scatter 3D collimator grid 

    Number of acquired slices 

    384 (2 × 192) slices 

    Rotation time 

    up to 0.25 s1

    Temporal resolution 

    up to 66 ms1 

    Generator power 

    240 kW (2 x 120 kW) 

    kV settings 

    70 – 150 kV, in steps of 10 kV 

    Spatial resolution 

    0.24 mm1

    Max. scan speed

    737 mm/s1 with Turbo Flash 

    Table load 

    up to 307 kg/676 lbs1 

    Gantry opening 

    78 cm

    Further optional highlights: FAST Integrated Workflow, FAST 3D Camera, iMAR, Dual Energy and Adaptive 4D Spiral (up to 80 cm for dynamic angio)