甲状腺機能亢進症（バセドウ病など）と低下症（橋本病など）
甲状腺ホルモンが過剰、または低下すると現れる症状を下表にまとめました。症状の分かりにくさから、さまざまな病気と間違えられやすいといわれています。
甲状腺機能検査から診断まで
甲状腺機能異常を疑う患者さんには甲状腺ホルモン濃度が正常かどうかを調べるTSHとFT4の検査が有用です。
日本臨床検査医学会刊行物「臨床検査のガイドラインJSLM2009」215ページ『図2 甲状腺機能検査から診断まで』より引用
甲状腺疾患
日本では10～20人に1人が甲状腺機能異常といわれています。
じわじわと症状が現れる甲状腺疾患は、加齢や体質の変化ではないかと見過ごしてしまう患者さんが多くいらっしゃいます。
検査をすることで原因を発見し、より良い診断と治療にお役立て下さい。