乳房トモシンセシス撮影&被検者フレンドリーな機能を高く評価
くまもと森都総合病院は、「愛され親しまれる地域に密着した病院」を理念に掲げるとともに、腫瘍内科を新設、熊本県指定がん診療連携拠点病院としての機能強化を図っています。また、同院乳腺センターは2012年4月に開設され、乳がんを中心とした乳腺疾患の診療に取り組んでいます。本年度の検査に間に合うようフルデジタル乳房X線撮影装置MAMMOMAT B.brilliant を導入、診療報酬改定により加算の認められた乳房トモシンセシス撮影への対応も視野に、乳腺疾患の検査および診断の高精度化を進めています。
新技術のX線管と新型検出器により振り角50度でのトモシンセシスが約5 秒で撮影可能※という点に加え、撮影時に被検者が座位で検査を受けやすいことや最適圧迫機構Op Compなどの機能が備わっていることを考慮し、最終的にMAMMOMAT B.brilliantを採用することに決定しました。
内外斜位方向(MLO)で撮影する際のポジショニングが容易になりました。X線管が乳房支持台よりも高い位置に設定されているためだと思います。
* 平均的な乳房の場合
2024年5月30日取材
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