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syngo.viaPowerful reading. Actionable results. Reading as it should be.
syngo.via とは?
モダリティとシステムをつなぐソリューション
syngo.viaは、3DWS (3D Workstation)とPACSの機能を兼ね備えた、今までのカテゴリーに収まらないソリューションです。従来の3DWSの自動画像処理、PACSの自動画像ソートやナビゲーション、自動表示レイアウト機能などを搭載。過去画像の計測結果のリスト化、ポジション連動、症例別テンプレートも利用でき、検査オーダーの発行から読影、レポート配信までの“ターンアラウンドタイム”を大幅に短縮する新しいコンセプトの画像診断ソリューションです。
マルチモダリティの読影など、ルーチン業務のスピードアップ
症例ごとに用意されたアプリケーションと自動画像処理*1、自動レイアウト*1により、読影に必要な情報を自動的に準備します。
そのため、使用者はアプリケーション選択などを意識することなく、患者を選択するだけで最適な環境で効率よく読影ができます。
最新技術の活用による、診断パフォーマンスの向上
症例ごとに設定したワークフローに合わせて自動的に画像処理を実行します。単純、造影などの情報もヘッダー情報から取得し必要なアプリケーションの事前準備が行われます。
これにより、読影の精度と効率を向上させることができます。
日々進化するIT技術との垣根のない融合
ユーザーごとのニーズに合わせたワークフローやレイアウトを設定することができます。
また、電子カルテやレポートとの連携はもちろんのこと、他社システムを含めた既存の読影システムとの融合、HL7電文など、様々なシステムと連携することができます。
*1 事前に定めた使用者の設定に従います。
ALPHA(Automatic Landmarking and Parsing of Human Anatomy) Technology とは?
Siemens Healthineers独自の自動画像認識技術で、基本的な人体構造物の識別を行い、画像再構成を行う処理技術です。
自動認識による異なる検査の位置合わせや位置を示すラベリングを施す機能があり、読影画像に応用できます。
ALPHA Technologyをベースとした自動認識機能により、プリセットから任意の部位を選択するだけで、心臓や腎臓、肩甲骨等をあらかじめ設定した角度や方向で画像確認あるいは再構成画像として出力することができます。
マニュアルによる部位選択や角度設定の手間を大幅に削減することができ、操作者による出力画像の差異を減少させることもできます。
Cinematic VRT
CT、MR に対応する Cinematic VRTは syngo.via の新たな投影技術です。複雑な反射光を使用することで、従来の VRTよりもリアリティのある3D画像をワンクリックで表示することが可能となりました。
細部までリアリティを追求して生成されたCinematic VRTの画像はインフォームドコンセントや学会発表など様々な場面で威力を発揮します。
※ソフトウエアバージョンVB20以上のサーバが必要です。
Customer Voice
セミナー動画
syngo.via のMR NeurologyアプリケーションのBrain Morphometry とその臨床応用
(再生時間:9分30秒)
土屋 一洋 先生
埼玉医科大学総合医療センター 放射線科 教授
日常診療で実用的な短時間での画像再構成が可能になっている。さらに色調、不透過度、質感や影の付け方などで極めて実体感のある画像の取得が実現している。
埼玉医科大学総合医療センターではCTのみならず神経放射線領域を中心としたMRIの3D撮像のデータでCinematic VRT画像の制作を試みられています。脳表のglioma症例を提示して、その有用性についてご紹介いただきます。
インタビュー動画 1
土屋先生に使用のきっかけやCinematic VRT が得意とする部位についてお話を伺いました。
・Cinematic VRT を使用するきっかけ
・Cinematic VRT を初めて使われた時の印象
・Volume Renderingと比較したCinematic VRT の優れた点
・Cinematic VRT の描写力が発揮できる部位
インタビュー動画 2
土屋先生によるCinematic VRTの症例解説と診療科の先生方の評価についてお話を伺いました。
<症例>
・脳腫瘍(乏突起神経膠腫)
・脳浮腫
深部に存在するリンパ節では、胸鎖乳突筋や顎下腺を非表示にすることが可能で、術中のイメージが掴みやすくなるため、若い術者の教育目的においても極めて有用である。
センチネルリンパ節生検において、頸部動静脈は破格が多数存在するため、重要な血管を損傷するリスクを低減する目的での利用も期待できる。
近年では早期口腔癌に対してセンチネルリンパ節生検術が導入されつつあり、横浜市立大学附属病院ではヨード造影剤を局注し経時的にCTを撮影するCT lymphography(CTL)によるセンチネルリンパ節のマッピングが行われています。
Cinematic VRTを用いたセンチネルリンパ節のマッピングについて、舌癌の症例を提示してご紹介いただきます。
Cinematic VRT画像では、脈管の質感や影の付け方がよりリアルになっており、自然な立体感を感じることができると思われる。また、血管造影前のシミュレーションとしては、血管の屈曲、分岐などの三次元的な位置関係などの情報が把握しやすく、カテーテル操作のイメージも得やすいと考える。
Cinematic VRTは、通常のVolume Renderingよりも、立体的な位置関係を把握するのに有用と報告されています1,2)。今回、右内腸骨動脈瘤の治療前の画像にて、Cinematic VRTを用いて術前シミュレーションを行った症例についてご紹介いただきます。
1)Insights Imaging. 2016 Dec; 7(6): 849:856.
2)AJR. 2017; 209:309:312
syngo.viaでは院内で発生している様々な画像を一元管理することが可能で、フュージョン画像の作成だけでなく定量評価も行え、がん診断に有用なツールとなっている。
存在診断、進展度範囲判定で苦慮することが多い膵がんを例に、多くの画像を交えsyngo.viaの有用性についてご説明いただきました。
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