SPECT・CT装置に搭載されるCTテクノロジー

従来の検出器素子と比較して、2.5倍^*1 の検出効率と250倍^*1 の残光特性を有しています。
微弱なフォトンを確実に検出するだけでなく、高い空間分解能を実現します。

撮影ピッチに依存しない一貫した実効スライス厚の実現と、最適な管電流調整を行います。
被検者の息止め可能時間に合わせた自由な撮影条件の設定が可能です。

X-Y 面内のデータ密度を倍密化させることで空間分解能を向上させます。
小さな焦点サイズと相まって、四肢、椎骨など高い空間分解能が求められる領域において鮮明な画像を描出します。一方で、SPECT撮影は比較的時間を要するため、腕を下げたままCTを撮影するケースがあり、アーチファクト低減効果も期待されます。

位置決め撮影で得られた被検者のX線減弱情報と、撮影中に検出器が受光するフォトン量をリアルタイムに解析し管電流を自動調整します。
CARE Dose4Dにより、最大68 %の被ばく低減^*2が可能です。