支援活動の流れ
各グループとも、限られた情報の中で市場予測を立て、より身近なところからニーズを発掘し、そこから出てきたアイデアを形にするまでにしっかりと議論・準備されたことが見て取れる発表内容でした。また、大胆な発想、工夫を凝らしたスライドやユーモアを交えながら会場を巻き込むなど、それぞれのグループの個性や強みが感じられ、そして何より学生の皆さんの熱い想いが強く伝わってきました。
最後に、今回の課題を提示したシーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社DX 事業本部長の村田 大、本セミナーにアドバイザーとして参加されていた⽴命館⼤学客員教授(⾼エネルギー加速器研究機構 機構⻑補佐)の今井 寛 先⽣、および本セミナーを担当されている立命館大学スポーツ健康科学部 教授の家光 素行 先生より総評が述べられセミナーが終了。今後さらに飛躍するためのアドバイスに真剣に耳を傾け、これからの未来に目を輝かせる学生たちがとても印象的でした。
セミナーに参加した皆さんから寄せられた率直な感想コメント
その他、「見る人を惹きつけるスライド作りやメリハリをつけた効果的なプレゼンテーションといった『伝える力』が身に付いた。」「一見、非現実的に思えるアイデアでも、さまざまな角度から検証し、ブラッシュアップすることで現実的なプランになる可能性があるという新たな発見があった」など、高校生の皆さんから多くの前向きなコメントをいただきました。
また、「普段の研究の中で、分析したデータをどう社会に還元できるか?ということを考えているので、企業が実際に取り組んでいることに対して、それを発展させるために、どういう戦略を立てたら良いか。それをどう社会に発展させていけるか。ということを、既存のプロダクトやデータを使って検証できたことが非常に有意義でした。」といった大学院生からのコメントもあり、課題を提供した私たちも非常に嬉しく思います。
本セミナーを通して…
新型コロナウイルスの感染者数の推移予測や抗原検査キットの市場予測など、学生の皆さんにとっては少し難しい内容ではないかと懸念しましたが、各グループ様々な視点で課題解決に取り組み、しっかりとした議論や検討の跡がうかがえました。様々な視点からのデータ分析、そして会議室にいるだけでは決して生まれることのない独創的なアイデアや企業では思いもつかない大胆な発想など、私たち企業にとっても多くの学びや気付きを与えてくれる提案内容でした。今回のセミナーを通して、学生の皆さんが日ごろ馴染みのない課題でもその解決にむけて楽しみながらチャレンジし、価値観や視野を広げて成長していくことに、少しでも寄与できれば幸いです。
限られた時間の中、私たちの課題解決に向けて真摯に取り組んでいただいた皆さんに深く感謝を申し上げるとともに、ご協⼒いただきました⽴命館⼤学、⽴命館守⼭⾼等学校の先⽣⽅や職員の皆様⽅に改めてお礼申し上げます。
学生の皆さんからいただいた提案を活かし、「We pioneer breakthroughs in healthcare. For everyone. Everywhere. ヘルスケアを、その先へ。すべての人々へ。」というPurpose のもと、医療へのアクセスを向上させるために、今後も邁進してまいります。
クリニテストCOVID-19 抗原迅速テスト(一般用)承認番号:30400EZX00062000