BN プロスペック 血漿蛋白検査システム少数検体測定、特殊蛋白測定の効率化と信頼性を追求

血漿蛋白測定のゴールドスタンダードであるネフェロメトリー法の搭載
低濃度域の定量性に優れたネフェロメトリー法による全自動免疫化学分析装置で、血清、血漿、尿、リコール中の蛋白等を定量的に測定します。BNプロスペックは、ディスポーザブルキュベットを使用しているので、尿中、リコール中、血清中の濃度の異なる試料を同時に分析することが可能です。

臨床的意義の高い検査項目がラインアップ

筋肉量の影響を受けない腎機能の早期マーカーであるシスタチンC、冠動脈疾患のリスクファクターである高感度CRP、栄養状態の早期マーカーである栄養アセスメントタンパク、多発性骨髄腫の診断、モニタリングに有用なFLC カッパ型とラムダ型などの革新的な検査項目がラインアップされています。

特長

少量の検体で予備反応を行うプレリアクション法は、抗原過剰を的確にチェックすることが可能です。M蛋白血清でもプロゾーンを起こしません。

検体として血清40μLを、20倍に希釈して使用するため、少量の検体量で多項目の検査が可能です。 試薬はプローブで必要量だけを分注するため、無駄がありません。

 

測定項目

M蛋白血症

IgG, IgA, IgM, IgD, L鎖k / λ,

フリーライトチェーンカッパ型/ラムダ型, IgG3, IgG4

炎症疾患

CRP, α1-アジッドグリコプロテイン, ハプトグロビン,

α1-アンチトリプシン, セルロプラスミン, フィブリノーゲン

リウマチ疾患

RF, ASL, CRP

動脈硬化症

CRP, ApoA1, ApoB, ApoAⅡ, ApoE, ミオグロビン

アレルギー疾患

IgE

栄養指標

プレアルブミン, RBP, トランスフェリン

凝固

フィブリノーゲン, ATⅢ, プラスミノーゲン, フィブロネクチン

貧血

ハプトグロビン, ヘモペキシン, トランスフェリン, フェリチン

補体

C3c, C4

腎疾患

アルブミン, α1-マイクログロブリン, IgG, トランスフェリン,

β2-マイクログロブリン, L鎖k / λ,  α2-マクログロブリン,

シスタチンC

感染症

TPLA, RPR

アルコール性肝障害

CDT、トランスフェリン

仕様

測定原理

ネフェロメトリー法(前方散乱光の強度測定)

測定波長

840±10nm

反応時間

6分~12分

反応キューベット数

90

処理能力

最大70テスト/時間

検体搭載数

最大45検体

試薬搭載数

最大30試薬(試薬保存条件:約8℃)

サイズ
(本体部)

幅1070×奥行630×高さ600mm(カバー開放時の高さ880mm)

サイズ
(コンピュータ部)

(約)幅700×奥行500mm

光源

LED(発光ダイオード)

重量

115Kg

電源

AC100V、50/60Hz

消費電力

450VA

届出番号

13B1X10041001011