Cookies used for improved website experience

Siemens Healthineers and our partners use cookies and other similar technologies to operate the Siemens Healthineers websites and personalize content and ads. You may find out more about how we use cookies by clicking "Show details" or by referring to our Cookie Policy.
You may allow all cookies or select them individually. And you may change your consent and cookie preferences anytime by clicking on the "Review and change your consent" button on the Cookie Policy page.

アルコール性肝障害マーカー 「N-ラテックスCDT」の販売開始

東京|2016-09-17

シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長兼CEO:森 秀顕)は、本年7月にアルコール性肝障害マーカーとして国内で初めて体外診断用医薬品の承認を取得した「N-ラテックス CDT(CDT:Carbohydrate-Deficient Transferrin、糖鎖欠損トランスフェリン)」試薬の販売を本日より開始します。

 大量のアルコールを継続的に飲酒していると、血中のたんぱく質のひとつであるトランスフェリンから、糖鎖が欠損した物質「CDT」が上昇します。そのため、トランスフェリンとの比(CDT/トランスフェリン)を算出する%CDT検査は、習慣飲酒のマーカーとして、また、アルコール性肝障害の補助診断として有用とされています。ガンマGTはアルコールに敏感に反応しますが、飲酒してもガンマGTが上昇しない人(ノンレスポンダー)にもCDT検査は有用です。
CDTは、2か月以上毎日純アルコール量60g(日本酒換算で3合)を超える飲酒で値が上昇し、2~4週間断酒すると低下します。その特異性により、欧米では飲酒マーカーとして認知されており、交通関連企業のドライバーの検診などに多く利用されています。

現在、保険適用申請の準備中であり、保険適用までは主に検診項目として販売し、1~2年後にはおよそ1億~1.5億円の販売を見込んでいます。

製品概要
製品名: N-ラテックス CDT
一般的名称: 糖鎖欠損トランスフェリンキット
承認番号: 22800EZX00040000

N-ラテックス CDT
※本製品は全自動血漿蛋白検査システム 「ベーリング ネフェロメータⅡ」および「BNプロスペック」の専用試薬です。 


報道機関からのお問い合わせ先
シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社
MSC 本部 コミュニケーション部 北條 E-mail