シーメンスヘルスケア、鹿島アントラーズとメディカルコラボレーションパートナーシップ契約を締結所属選手の健康管理を高度な医療技術で支援

東京|2020-07-17

シーメンスヘルスケア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社⻑:森秀顕、以下 シーメンスヘルスケア)と株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(本社:茨城県鹿嶋市、代表取締役社⻑:小泉文明、以下 鹿島アントラーズ)は、高度な医療技術を活用したサッカー選手の健康管理体制の構築を目的として2020年 7月1日よりメディカルコラボレーションパートナーシップ契約を締結しました。

Siemens Healthineers(ドイツ・エアランゲン)は、2017年よりドイツ・ブンデスリーガ1部のFCバイエルン・ミュンヘン(ドイツ・ミュンヘン)とヘルスケアテクノロジーパートナー契約を締結していますが、日本国内でシーメンスヘルスケアがスポーツクラブと医療を通じたパートナーシップを締結するのは今回が初となります。

アントラーズスポーツクリニックの3ステラMRI装置
写真:アントラーズスポーツクリニックの3テスラMRI装置

Jリーグの2020年シーズン再開に合わせて締結したこのパートナーシップに基づき、シーメンスヘルスケアはアントラーズスポーツクリニック(茨城県鹿嶋市)に設置されている自社製3テスラMRI装置を用いて、鹿島アントラーズ所属選手のメディカルチェック体制の構築を支援します。膝を中心に下肢の状態を鮮明に描出するMRI検査を用いることで、健康管理から負傷時の診断、フォローアップにも大きく貢献します。育成の段階から高度な医療技術を用いた健康管理が選手の長期的なパフォーマンス維持に繋がることが期待されています。

さらに、選手のセカンドキャリア支援に役立てるため、選手の引退後も現役時の検査から得た診断データを活用することも検討されています。また、本パートナーシップの契約内容には地域の健康事業に積極的に取り組む鹿島アントラーズとともに、ヘルスケアを軸にした地域社会への貢献を協議していくことも含まれています。

このたびの提携について、鹿島アントラーズ 代表取締役社長 小泉文明は以下のように述べています。

「ヘルスケア事業をグローバル展開しているシーメンスヘルスケアとメディカルコラボレーションパートナーシップ契約を締結したことで、世界トップレベルのクラブチームを目指す鹿島アントラーズFCは、その目標に向かって大きく前進することができたと思っています。最先端の医療技術とデータを活用した科学的な健康管理は、所属選手とクラブにとって大きな恩恵をもたらしてくれるに違いありません。また、ヘルスケアを基盤とした地域社会へ貢献を目指す上で、目標を共有できるパートナーを得たことは大きな喜びです。この契約が地域とクラブの共存共栄を果たす上でも大きな役割を果たしてくれることを期待しています」

シーメンスヘルスケア代表取締役社長の森秀顕は以下のように述べています。

「私たちのミッションは人々のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献していくことです。この度の提携により、私たちのイノベーションから生まれた医療機器を、鹿島アントラーズに所属する選手の皆さんの健康維持やパフォーマンス向上にお役立ていただけることを大変光栄に思います。また、地域社会の発展のため様々な取り組みを行っている鹿島アントラーズとともに、今後ヘルスケアを軸とした新たな地域貢献の方法を協議していけることは、私たちが提供できる価値の一つ 『医療サービス提供の変革』 の実現につながるものと期待しています」

シーメンスヘルスケア株式会社
コミュニケーション部 勝谷
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