- 従来のCTでは困難であった、血流や骨を識別する精度の高い画像診断の実現によりCOVID-19感染症など増大する臨床現場の医師と患者の負担軽減を期待
- 「NAEOTOM Alpha」の早期導入でより迅速、安全、精度の高い医療実現目指す
* 自社調べ
「NAEOTOM Alpha」は、Siemens Healthineers AG(ドイツ・エアランゲン)が、半導体メーカーである株式会社アクロラド(沖縄県うるま市、代表取締役社長:大野 良一)との15年の研究開発の末、実用化されました。高齢化社会の進行と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などで日々切迫する日本の医療現場において、病気の早期発見や正確な診断、患者さんの負担軽減などへの貢献が期待されています。
東海大学医学部付属病院は、「患者さんにとって安全かつ心温まる、最善・最新の医療の提供」という理念を掲げ、最先端医療を支える研究の場として積極的に医療現場の様々な課題解決に取り組まれています。その方針のもと、製造販売認証取得から約2か月あまりでの「NAEOTOM Alpha」導入決定となりました。
東海大学医学部付属病院病院長の渡辺雅彦教授は、「このNAEOTOM Alphaを導入することにより、これまでの画像診断医療検査の常識を大きく変え、患者さんにより適した医療の提供が可能になると考えます。CT装置の精度があがり、被ばく低減や検査時間の短縮による患者さんへの負担軽減や医療現場における効率化など、様々なメリットが期待されます。」と述べています。
シーメンスヘルスケア株式会社 ダイアグノスティックイメージング事業本部 事業本部長 桜井 悟郎は、以下のように述べています。「私たちが長年の研究の末、完成したNAEOTOM Alphaの日本での初導入を、東海大学医学部付属病院様に決定いただいたことをとても光栄に思います。疾患の早期発見から治療、そして予後管理において、画像診断は今後一層重要な役割を担ってまいります。NAEOTOM Alphaを導入いただくことにより、少しでも日本の医療の未来に貢献できれば大変うれしく思います」
シーメンスヘルスケアは、画像診療にブレークスルーをもたらすことが期待される「NAEOTOM Alpha」を通して、東海大学医学部付属病院をはじめとした日本の医療従事者の方々と共に、ひとりでも多くの検査を受ける方が質の高い医療へアクセスできるよう取り組み、日本のCT装置の活躍の場を拡げてまいります。
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東海大学医学部付属病院について
1975年神奈川県県央・県西地区の中核医療機関として伊勢原市に設立。東海大学の建学の理念に基づいた“ヒューマニズムと科学の調和”をはかり、新しい医療体制の確立、人格豊かな広い視野と使命感を持った良医の育成、患者さんにとって安全かつ心温まる最善な医療を提供すべく、診療・教育・研究に日夜努力を続けています。