ドイツのメドテックカンパニーSiemens Healthineers AGの日本の事業体である、シーメンスヘルスケア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:櫻井 悟郎)、シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:村田 大)、株式会社バリアンメディカルシステムズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:渡邉 隆史)は、株式会社JobRainbow主催のダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業を認定する「D&I Award 2024」において、昨年度に続き、最上位の「ベストワークプレイス(Best Workplace for Diversity & Inclusion)」に認定されたことをお知らせします。
Siemens Healthineersでは、人種や性別のみならず、さまざまな価値観やバックグラウンド、経験、専門知識を持った社員が、自分らしくありながら働くことのできる環境づくりに力を入れています。違いを持ち寄ることで、新たなアイディアやアプローチが生まれると考え、各自が本来の可能性を発揮できるようあらゆるサポートを行っています。
日本においても、多様な国籍を持つ社員や女性管理職など、様々なバックグラウンドを持つ社員が活躍しています。また、在宅勤務制度やフレックス勤務を早くから導入しているだけでなく、男性の育児休業取得の推奨や、授乳室や社員の家族の一時待機場所として使える個室の提供など、個人のライフステージや業務バランス、家庭の状況に応じた働き方を可能にすべく、毎月実施しているエンゲージメントサーベイで社員の声を聞いたり、管理職向け研修などを定期的に行いながら、時流に合わせた制度導入に取り組んでいます。
2024年度(2023年10月から2024年9月)には、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進のため、以下のような取り組みを行いました。
- マネージャー向けアンコンシャスバイアストレーニング:誰もが持ちうる無意識の偏見を認識し、多様性を活かしインクルージョンを強化することで、より良い職場環境作りを実現することを目的としたワークショップを9回実施しました。
- LGBTQ+に関するセミナーの実施:LGBTQ+に対する理解を深め、マネージャーとしての心構えについて考えることを目的としたセミナーを実施しました。受講後各マネージャーは自身のチームメンバーとLGBTQ+に対する対話の機会を持ち、多様性を活かすために個々が持つべき心掛けや行動について、議論を行いました。
- 社員が仕事と家庭の両方を大切にしながら働ける会社作り、の一環として、ヘルスケア業界を家族にも体験していただくためのファミリーイベントを実施しています。医療機器の展示会会場で実際に当社が販売している医療機器やその用途などについて理解を深めたり、実際の医療機関で当社の医療機器がどのように医療従事者の方や患者さんを支えているのかを見学することができるイベントを開催しました。
また、ERG(従業員リソースグループ)* の活動も積極的に支援しており、在宅勤務下でも、共通の属性や課題認識を持つ社員が情報を交換し合ったり、サポートし合える環境を提供しています。2024年度から新たに、LGBTQ+を取り巻く環境の理解と改善を促進するPRIDE ERGが立ち上がりました。
D&I AWARD について
D&I AWARDはダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業を認定・表彰する日本最大のアワードです。日本で活動する各種団体(日本国外に本社を置く企業、非営利団体、研究機関等も含む)のダイバーシティ&インクルージョンの取組みを、ジェンダーギャップ、LGBT、障害、多文化共生、育児・介護の5つの指標を用いた「ダイバーシティスコア」で採点し、スコアに応じて認定を授与します。認定には、ビギナー、スタンダード、アドバンス、ベストワークプレイスの4段階があり、ベストワークプレイス認定は、日本国内だけでなく世界的にも高い水準でダイバーシティ&インクルージョンの推進に取り組み、企業文化の醸成や社員の積極的な取り組みなどが評価された団体に与えられます。今回は、全ての区分における高いスコアの中でも、特にジェンダーギャップや育児・介護の面で高いスコアを獲得し、ベストワークプレイスとして認定されました。