高齢化の影響により慢性疾患は増加傾向で、世界保健機構(WHO)によると、2020年までに全世界の死亡者の4分の3近くが慢性疾患に起因するといわれています*1。慢性疾患は、治療の長期化や患者負担が増す傾向にあり、費用対効果の高い医用画像サービスが不可欠となります。ACUSON Redwoodは、この課題に対し、1台でより多くの臨床領域での活用、また限られた予算の中で最高の画質、優れたパフォーマンス、スマートなワークフローを実現する新しい超音波診断システムとして誕生しました。
- 深部での優れたカラークオリティーによるイメージング*2 - 患者とトランスデューサの動きを抑制する機能を搭載
- AIを活用して開発したツールで検査時間を短縮し効率化を実現
- 軽量で患者のベッドサイドに移動可能なアクセシビリティ
- 最適なワークフローにより、多くの患者を診察し追加検査の回数を減らすことで高い価値を提供
Imaging that inspires confidence
高調波画像のためのコヒーレント画像形成(CIF)
位相情報と振幅情報の両方を利用して画像を形成するコヒーレント画像形成(CIF)を採用、従来の超音波診断装置*2と比較して、高解像度と高フレームレートを実現しています。
単結晶圧電トランスデューサの採用
腹部用、心臓用トランスデューサには単結晶を搭載しており、感度と帯域幅を向上させます。より広い帯域幅は、より良い高調波イメージング、軸方向の分解能、深い浸透と高い感度をもたらします。
クアッドディスプレイで瞬時にベストな画像に近づけるUltraArt
Siemens Healthineers 独自のUltraArt Universal Image Processingは、リアルタイムで処理条件の異なる4つの画像イメージを表示し、ボタンをひとつで最適な画像を選択できます。多くのパラメータを調整することがないうえ、異なるユーザー間での検査品質と一貫性を向上させます。
施行者の負担を軽減するAuto TEQ
AutoTEQ 技術は、関連するパラメータを自動的に最適化するため、調整が最小限に抑えられます。Bモードとドプライメージングモードの両方で、ゲイン、速度スケール、ウォールフィルターなど、様々なパラメータを瞬時に自動調整することができます。
Smart workflow for greater efficiency
施行者ワークフロー、検査効率向上のため、システムのパフォーマンスを最適化。
簡便な操作は画像評価への集中、検査時間短縮に貢献します。
- 1-Click registration
- AIを活用して開発したツール
- 多様な臨床アプリケーションと13種類以上のトランスデューサ