ARTIS icono BC
アドバンスドインターベンション・システム
ARTIS icono BC、それはSiemens Healthineers の現在における集大成であり、未来への新たな出発点です。私たちは、多様化するニーズや時代の要請に応え、これからの医療の進化に貢献していきたいと考えています。循環器疾患の治療で必要とされる、動き、スピード、精度、画質、操作性を高次元で融合し、インターベンションのよりスムーズなワークフローと生産性向上のための高い汎用性を提供します。
治療に求められる画質を常に適正線量で
OPTIQ
設定画質に合わせて、X線量をリアルタイムに補正。
体格、治療デバイスの素材までも考慮したクリアな画像を提供します。
ARTIS iconoは、高画質と被ばく低減を両立するため新しいソリューションを提供します。術者が求める画質を、手技、患者体格やCアーム角度の違いにかかわらず、安定して得ることが可能です。新機構OPTIQは、X線高圧発生装置とイメージングシステムの画像処理エンジンパラメータを設定画質に合わせて自動的に制御することで、不必要なX線は抑え、体厚が厚くなり線量不足になった場合はX線量を上げるなど、常に適正線量によるインターベンションを実現します。
- 適正線量で安定した高画質
- 微細構造やデバイスの優れた視認性
- 迅速かつ容易なロードマップワークフロー
Structure Scout
ARTIS iconoの新イメージングチェーンは、インターベンションに求められる画像を、治療デバイスなどのマテリアルにまで落とし込んで追求しています。治療デバイス描出に必要な画像処理パラメータを設定すれば、マテリアル構成成分のX線吸収特性を基に、安定した画像コントラストが得られるようX線量などを自動的に調整。被ばく低減や治療時間短縮などに貢献します。
左: Structure Scout なし(21.83 mGy/min) 右: Structure Scout あり(21.18 mGy/min)
よりフレキシブルなポジショニング
正面アームが全身領域をカバー。それぞれの手技に合わせた最適なポジションを実現します。
Multi-axis Floor stand
長手方向に210cm、横手方向に最大190cmの撮影エリアを有する正面アームが、頭部から足先までカバー。手首/上腕からのカテーテルアプローチや、下肢血管治療の際にも、患者寝台を動かすことなく正面アームが血管に沿って移動可能なため、患者にとって負担の少ない検査や治療を実現します。それぞれの検査に合わせた最適なアームポジションで手技を行えるようサポートします。
Headside position
Leftside position
Leftside position, table rotated *
Rightside position, table rotated *
汎用性の高いハイエンド装置として、すべての循環器領域の手技に対応でき、操作性も向上。
ワークフローの改善、時間短縮、稼働率向上に貢献します。
Case Flows
ARTIS iconoは、検査・治療前の準備や、手技中のワークフロー改善にも取り組みました。従来はそれぞれ個別に設定する必要があった、透視・撮影条件、Cアームプロジェクション、FDズームサイズ、テーブルポジションから検査室モニタ表示レイアウトなどを、すべて1つのシーケンスグループとして登録可能です。システムセッティングにかかる時間を短縮するだけでなく、同様の手技における設定の再現性も高めることができます。
Smart performance
高精度の診断、難易度の高い治療をサポートするアプリケーション
CLEARstent/CLEARstent Live*
01syngo CTO Guidance*
01syngo DynaCT Cardiac for EP*
01syngo Electrophysiology Guidance*
01syngo Electrophysiology Guidance*
(incl. syngo LA Segmentation)
術前の心臓CT画像や、手技中のsyngo DynaCT Cardiac画像を統合して、EPワークフローを最適化するアブレーション治療計画用アプリケーションです。心臓の3D画像からワンクリックで左心房だけを自動抽出する機能を有し、迅速なセグメンテーションを可能にするだけでなく、焼灼位置を3D空間中にマーキングすることが可能です。さらにsyngo 3D Roadmapを組み合わせることで、左心房のセグメンテーション3D画像を透視画像上に反映させることもでき、迅速な心房細動アブレーション手技をサポートします。
CLEARstent/CLEARstent Live*
高精度を求められるステント留置の位置決めにおいて高画質でクリアなステント強調画像が得られます。またリアルタイムでもステントの位置やストラットの形状を鮮明に捉えるため、バルーン・ステントの位置決めを容易にかつ高精度に行えます。バルーンマーカーを自動認識し、各フレームを自動的にシフト、回転、加算することで、ステントの視認性が大幅に向上。また、操作はテーブルサイドでのワンタッチのみ。簡単に、そして迅速にクリアなステント像が表示できます。
syngo CTO Guidance*
術前の冠動脈CT画像を用いたCTO治療ガイディングアプリケーションです。CT画像から自動的に冠動脈をセグメンテーションし、そのセンターラインをカラーコード化することで冠動脈の走行を3次元的に表現。より適切なワーキングアングル決定をサポートします。さらにsyngo 2D/3D Fusionを用いることでアーム、テーブル、ズームサイズに自動追従するリファレンスとしても使用可能です。また「COROwave」と呼ばれる特殊スラブMIPは、セグメンテーションされたすべての冠動脈を表示し、石灰化の分布やCTO遠位部の血管走行も同時に観察することができます。
syngo DynaCT Cardiac for EP*
拍動する心臓のためのsyngo DynaCT機能です。左心房や大血管の3D表示などを目的としたECG非同期法モードのsyngo DynaCT Cardiacとsyngo Electrophysiology Guidanceを組み合わせれば、術前の心臓CT画像を用いる場合と違い、患者位置情報補正(レジストレーション)作業を行うことなく左心房3D画像と透視画像とのオーバーレイ表示が行えるなど、心房細動アブレーションのための、よリスムーズなワークフローを供します。
syngo Electrophysiology Guidance*
(incl. syngo LA Segmentation)
術前の心臓CT画像や、手技中のsyngo DynaCT Cardiac画像を統合して、EPワークフローを最適化するアブレーション治療計画用アプリケーションです。心臓の3D画像からワンクリックで左心房だけを自動抽出する機能を有し、迅速なセグメンテーションを可能にするだけでなく、焼灼位置を3D空間中にマーキングすることが可能です。さらにsyngo 3D Roadmapを組み合わせることで、左心房のセグメンテーション3D画像を透視画像上に反映させることもでき、迅速な心房細動アブレーション手技をサポートします。
CLEARstent/CLEARstent Live*
高精度を求められるステント留置の位置決めにおいて高画質でクリアなステント強調画像が得られます。またリアルタイムでもステントの位置やストラットの形状を鮮明に捉えるため、バルーン・ステントの位置決めを容易にかつ高精度に行えます。バルーンマーカーを自動認識し、各フレームを自動的にシフト、回転、加算することで、ステントの視認性が大幅に向上。また、操作はテーブルサイドでのワンタッチのみ。簡単に、そして迅速にクリアなステント像が表示できます。
syngo CTO Guidance*
術前の冠動脈CT画像を用いたCTO治療ガイディングアプリケーションです。CT画像から自動的に冠動脈をセグメンテーションし、そのセンターラインをカラーコード化することで冠動脈の走行を3次元的に表現。より適切なワーキングアングル決定をサポートします。さらにsyngo 2D/3D Fusionを用いることでアーム、テーブル、ズームサイズに自動追従するリファレンスとしても使用可能です。また「COROwave」と呼ばれる特殊スラブMIPは、セグメンテーションされたすべての冠動脈を表示し、石灰化の分布やCTO遠位部の血管走行も同時に観察することができます。
syngo DynaCT Cardiac for EP*
拍動する心臓のためのsyngo DynaCT機能です。左心房や大血管の3D表示などを目的としたECG非同期法モードのsyngo DynaCT Cardiacとsyngo Electrophysiology Guidanceを組み合わせれば、術前の心臓CT画像を用いる場合と違い、患者位置情報補正(レジストレーション)作業を行うことなく左心房3D画像と透視画像とのオーバーレイ表示が行えるなど、心房細動アブレーションのための、よリスムーズなワークフローを供します。
syngo Electrophysiology Guidance*
(incl. syngo LA Segmentation)
術前の心臓CT画像や、手技中のsyngo DynaCT Cardiac画像を統合して、EPワークフローを最適化するアブレーション治療計画用アプリケーションです。心臓の3D画像からワンクリックで左心房だけを自動抽出する機能を有し、迅速なセグメンテーションを可能にするだけでなく、焼灼位置を3D空間中にマーキングすることが可能です。さらにsyngo 3D Roadmapを組み合わせることで、左心房のセグメンテーション3D画像を透視画像上に反映させることもでき、迅速な心房細動アブレーション手技をサポートします。
* オプション
導入事例
Advanced Cardiovascular intervensions Webinar
2023年6月開催のWebinarの動画です。ARTIS icono BCの使用経験について、 Christoph Brenner先生(University Hospital Innsbruck, Austria)と、Florian Wolf先生(University of Vienna, Austria)にお話いただきました。
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