Atellica Process ManagerLess Work More Flow

 

現在の検査室はこれらに対応するため、信頼性の高い検査結果の迅速な提供だけでなく、効率的に業務を行う事が求められています。

特長

搬送ライン全体を一元管理し、分析機・搬送システムのリモートコントロールでオペレーターを最小限に

複数存在する分析機について、検体の投入から、前処理、測定、結果の報告までの検査工程を一元管理します。
どの検査が停滞しているのか、どこでトラブルが発生しているのかを簡単に把握できます。

また分析機**、搬送ラインAptio Automationをリモートコントロールすることができ、装置の前まで移動せずに操作することで効率を高めます。

Atellica Process Manager

分析機のアラート表示により装置ダウンタイムを最小限に 
ダッシュボードを使用しリアルタイムな分析機の状況を表示します。
機器エラーを緊急レベルに応じた色のアイコンで表示されるため、すぐに対応すべき事と余裕のあるときに対応すればよい事が、分析器まで移動することなく一目でわかります。 
また当社製分析機に装填された試薬・消耗品の在庫状況をモニタリングし、補充や交換のタイミングが近づくと段階的にアラートを表示します。
従来は試薬や消耗品が完全になくなると補充するために測定を中断する必要がありましたが、補充のタイミングを予測できるため、測定に影響の少ない時間を選んで、試薬・消耗品を補充・交換することができます。

Atellica Process Manager

TAT遅延防止に貢献

一度検査が始まると、TATにばらつきがあることに気づくことは困難です。診療科からの督促によって、遅れの出ている検体を探し、その検体の分析に取り掛かる必要があります。Atellica Process Managerは検査工程を一元管理し、事前に設定した目標TATを超える前にわかりやすいアラートでお知らせします。

 

Atellica Process Manager

膨大な検体検査室のデータをデジタル化し、検査室の運営改善に貢献
Atellica Process Managerは、単位時間の検査件数や分析機の稼働状況など、これまで分析機ごとに時間をかけて集計していたさまざまなデータを、簡単にリアルタイムに集約し表示します。膨大な量のデータを意味のある情報として、即座にアクセスできる方法で表示します。

検査工程の可視化:Aptioによる検体投入から廃棄までの自動化
Aptioによる検査工程の情報を一元的に保存することで、ISO要求事項にあるトレーサビリティの確保に貢献します。

分析レポートの活用:根本原因の特定とすみやかな対処
PDCAサイクルを回し、継続的な業務改善をサポートします。
例えば、分析レポートにより同一機種において装置稼働率の不均衡がわかった場合、搭載項目の再配分を検討することにより稼働率を均一に保つことができます。