アプティオ オートメーションは、様々な測定機器との接続性に加え、測定の前処理・後処理を含めた各種検体処理モジュールを組み合わせることで、採血後の検体を搬送ラインへ投入した後は、測定後の検体の保存・廃棄までのすべての検査工程をフルオートメーション化します。
このことは検査室が掲げる自動化の目標である、「生産性の向上」、「報告時間の短縮」のみならず、「人的エラーの低減」、「安全性の向上」にも大きく貢献します。
アプティオ オートメーションは、様々な測定機器との接続性に加え、測定の前処理・後処理を含めた各種検体処理モジュールを組み合わせることで、採血後の検体を搬送ラインへ投入した後は、測定後の検体の保存・廃棄までのすべての検査工程をフルオートメーション化します。
このことは検査室が掲げる自動化の目標である、「生産性の向上」、「報告時間の短縮」のみならず、「人的エラーの低減」、「安全性の向上」にも大きく貢献します。
搬送トラック・分析器接続性
DMS 搬送ライン制御システム
搬送ライン 導入サポート
Tube Inspection Module (TIM)
CCDカメラによる検体バーコード読み取り、採血管種とLISオーダーのミスマッチ検出
遠心時間、温度の設定が可能
最大処理能力:300本/時 (10分間遠心時)
届出番号:13B1X10041000034
Decapping Module (DM)
オーバーキャップタイプの採血管の自動開栓
最大処理能力:800検体/時
Input/Output Module (IOM)
検体のインプット、アウトプット、ラック指定による仕分け機能
最大720検体搭載可能
Aliquotter Module (AM)
必要に応じた二次子検体の作成、小分け分注機能
最大処理能力:100検体/時(1:4分注時)
Tube Sealer Module (TSM)
分析後の検体保存用チューブシール機能
最大処理能力:800検体/時
Desealer Module (DSM)
チューブシールの除去機能
最大処理能力:200検体/時
Rack Output Module (ROM)
ラック単位での検体アウトプット
検体数に応じ追加可能
最大処理能力:800検体/時
RFID技術を使用した1検体単位でのスムーズな搬送、円形軌道型の搬送トラック
最大検体搬送能力:3,600検体/時
人材育成を見据えながらも即効性のあるタスクシフトの実現も目指し、気送管システムと検体搬送処理システムの直結による検査業務の自動化が進めている湘南鎌倉総合病院。同院検査部の加賀谷 範芳 技師長、射手 麻里子 主任、小野 祐太郎 副主任にシステム導入の背景とプロセス、運用と成果、課題についてお話をうかがいました。
「(Aptio Automationの導入後、検体の)到着から結果報告までに45分以上かかった検体の割合は22.2%から9.4%へと改善していました。」
加賀谷 範芳 技師長
医療法人沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院 検査部
血液担当の検査スタッフが、HbA1cに行ったり凝固に行ったりと走り回る姿を見なくなりました。その事実は業務効率化の証だと思います。
射手 麻里子 主任
医療法人沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院 検査部
Aptio Automationの導入がなければ、新型コロナウイルス感染症の流行に伴うPCR検査の増加に対応できなかった可能性があります。
小野 祐太郎 副主任
医療法人沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院 検査部
3名が生理検査とPCR検査へタスクシフト
受付:2名、免疫:1名、血液凝固:1名、生化学:1名
免疫・血液凝固・生化学:2名
受付:1名、免疫:1名、血液凝固:1名、生化学:2名
免疫・血液凝固・生化学:2名
免疫生化学統合分析装置Atellica Solutionと検体搬送処理システム Aptio Automationを導入された獨協医科大学病院 臨床検査センター 今野 幸浩 先生にご施設の特長を踏まえ、生み出された変化を使用経験・導入効果についてご講演いただきました。
本動画は第53回日本医療検査科学会ランチョンセミナーで発表されたものです。
市立根室病院 臨床検査科 宮崎 真一 先生の体調不良により、獨協医科大学病院 臨床検査センター 今野 幸浩 先生のご発表のみとなります。