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佐々木 秀郎 先生

ささき腎泌尿器クリニック院長の佐々木秀郎先生は、大学病院で主に腎移植を担っていたことから、腎移植後の長期フォローを行えるクリニックを作りたいと考えて2021年に開業しました。現在、1日の患者数は平均して80人前後で、豊富な経験と人脈に即した明瞭なコンセプトと、慎重に選定された立地、そして設備を活用した高い患者満足度が集患につながっています。佐々木先生にお話を伺いました。

 集患を成功させるためには、クリニックのコンセプトがしっかりしていることと、それに自身の実績と人脈が見合っていることが重要と考えています。当院は腎移植後の長期フォローを特長の1つに打ち出していますが、その背景には私が開業前、大学病院で長年にわたり腎移植を中心に診療していたことが挙げられます。その当時、2020年頃でしたが、全国の腎移植症例は年間で2,000件を超え、長期フォローが必要な生存生着中の患者さんは1万8,000人以上となっていました*。一方で、腎移植後の患者さんの長期フォローを行うクリニックは全国でも数施設しかなく、当然、移植を実施した基幹病院の外来は混雑を極めていました。
 私が勤務していた病院も同様で、病院にとっても患者さんにとっても、年々負担が大きくなる状況をみて開業を決めました。開業後は、当時勤務していた病院や関連病院、旧知の知り合いから患者さんを紹介いただき、自身が腎移植を行った患者さんも数多く受診して下さっています。患者さんには「病院では数時間待ちだったのに、ここでは数十分で帰れる。こんなに楽でいいの?」等と嬉しいお言葉をいただいています。

* 一般社団法人日本移植学会の「ファクトブック2020」の報告から引用。2019年における腎移植実施症例数は2,057例、2020 年 6 月 30 日時点の腎移植後後の生存生着中の症例数は18,137 例(レシピエント追跡調査データ)

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写真:クリニックの看板に使用されている佐々木先生の似顔絵。似顔絵を描いたのは佐々木先生が大学病院時代に腎移植を行った患者さん

 患者さんが多く来てくださる理由としては、おそらく立地もあると思います。まず、病診連携のしやすさから、開業前に勤務していた大学病院とその関連病院に近い場所を選んでいます。さらに、私が腎移植を担当した患者さんたちが通いやすいところかどうかも考慮しました。
 次に患者さんの入りやすさに配慮し、ビルの3階を選びました。具体的には、泌尿器疾患の患者さんのなかには、通院しているところを見られたくないと考える人がいらっしゃいます。複数のテナントが入るビルであれば、どこに行くかが見えにくくなりますので、心理的安全性が高まります。
 また、3階にしたもう1つの理由は、クリニックのすぐ近くに一級河川があることです。災害時の浸水リスクが低い上階にこだわり、そのなかでも各部屋の分電装置がビルの上部にあるところを選びました。
 一方で、3階にあると当院を見つけにくくなる可能性がありましたので、クリニックのすぐ近くを走る電車の車内から見えるようビル上に看板を掲げ、それもインパクトがある似顔絵にしました。似顔絵は、大学病院で腎移植を行った患者さんが描いたものです(写真)。院内の椅子や機器の設置台を製作してくれた方も、実は私が治療を行った患者さんです。腎移植後の定期検診を当院で短時間に安心して受けられるようになったと喜んでくださっています。

 当院には、病院で長い待ち時間を経験した患者さんが多いことから、できる限り通院を負担に感じさせないための取り組みを実践しています。例えば、予約制を導入して待ち時間を実質的に短くするとともに、スマートフォンやパソコンを操作できるスペースの設置などによって待ち時間を長く感じないようにする等の工夫を凝らしています。
 そして、時間効率を高めるためには、設備マネジメントも重要です。人の手が大きくかかる尿沈渣検査を機械で自動化し、超音波検査装置は部屋を分けず診察室内に設置しました。移動を伴わない検査の実施は、時間効率を高めるだけでなく、患者さんの負担軽減にもつながります。
 また、患者さんとのコミュニケーションにも様々な工夫をしています。特に尿沈渣検査のデータは「宝の山」で、特に当院の自動分析装置では赤血球、白血球、その他の異形細胞などの状態を画像モニタで見ることができます。患者さんのなかには写真を撮って帰る方もおり、理解や納得度の向上に貢献しています(図)。また、患者さんが自身の症状を語ることを恥ずかしがるケースが多いので、問診票をうまく活用しています。今後も、患者さんの満足度を高めるために、様々な取り組みを実践することに努めていきます。

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